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ホーム ｜ ●ユニットバスの排水トラップの構造について
●排水の構造について

お風呂の排水溝には、台所流し台のトラップとは違う構造をしているトラップが使用されている場合がほとんどです。

浴槽の排水パイプと洗い場の排水パイプが床下で合流して排水されるよう配管されている場合が多いです。ユニットバスの場合は異なり、洗い場の排水口（のトラップ）に浴槽の排水パイプがつながっていて、そのトラップから排水パイプが排水本館へとつながっています。

合流してから先の排水パイプのところの汚れがひどい箇所で排水の流れ道が細くなっている場合、浴槽のお湯を排水すると、排水がスムーズに流れていかないので、浴槽排水がつながっているトラップのほうから排水があふれてきてしまうことがあります。　一般的には排水が逆流してきたと思われています。厳密には負圧などの関係から逆流する場合もございます。

しかし、多くの場合は、排水が流れにくい排水パイプになっているため、流れていくのが間に合わず、浴槽の排水が洗い場の排水溝からあふれ出てきてしまうのです。洗い場にたまった排水は、放っておけばじきに流れていく場合がほとんどです。このようになった場合、排水パイプの汚れのかたまりを除去する必要があります。

※施工上の欠陥や通気管の破損などによって逆流する場合がありますが、普段問題なく排水されていた時期があったのであれば、施工上の欠陥ではない可能性が高いです。また、通気管の破損もまれですので、可能性は低いです。

つまり、排水パイプ内の汚れを除去することが、対処法の基本となります。それでも改善されない場合は、構造上の欠陥や、通気管の破損などを確認することをおススメします。
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