Q&A ビーエヌクリーンについてのQ&AQ1 一般に使用されているパイプクリーナーとビーエヌクリーンとの違いは?A1 結論を先に言うと、「それぞれに適した使い方・分解できるもの、できないものがある。」まず、一般に使用されている家庭用パイプクリーナーについて解説 ホームセンター等で販売されている、一般的な家庭向けパイプクリーナーは、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)系パイプクリーナーが多いようです。 苛性ソーダ系パイプクリーナーとは、汚れ等を分解する主成分に、苛性ソーダ系の化学薬品が使用されているものです。 苛性ソーダ系パイプクリーナーは化学反応で急速に分解を始めるので、即効性はあるのですが水の通り道しか処理できず持続性がありません。また、効果が表面的で一過性のものが多いです。 ここでいう表面的とは、厚くなった汚れの層の表面に付着したての汚れを分解できるということを指します。パイプの内側には汚れが付着しています。この汚れは年々厚くなっていきます。この厚くなった汚れの表面に付着したての比較的やわらかい汚れを苛性ソーダ系パイプクリーナーは分解することができます。また、苛性ソーダ系パイプクリーナーは、髪の毛などのたんぱく質の分解に非常に優れています。よって、苛性ソーダ系パイプクリーナーの■長所は、即効性がある。髪の毛などのたんぱく質の分解に効果的。■短所は、付着したての比較的やわらかい汚れしか分解できない。一方、BN菌バイオパイプクリーナーのビーエヌクリーンの解説 バイオパイプクリーナーのBN菌は微生物なので、活性化するまでの時間が必要なので即効性はありません。しかし、定期的に使用(投入)することで、BN菌が汚れの部分に繁殖して、固まった油脂を分解していきます。ビーエヌクリーンのBN菌が汚れに付着している時間が必要です。なので、夜の流し台の作業が終わったあとに、ビーエヌクリーンをぬるま湯に溶かしたものを排水溝に注ぎます。そのあと、少なくとも4,5時間程度は水を流さないようにしなければなりません。すぐに排水を流してしまうと、分解をほとんどしないうちに、BN菌が流れて入ってしまいます。よって、ビーエヌクリーンの■長所は、年数たって固まった(油脂)汚れを分解することができる。油脂の分解能力に優れている。■短所は、即効性がない。定期使用が必要。水を流さず放置する時間が必要。髪の毛などのたんぱく質の分解が非常に苦手。まとめると、厨房や台所の流し台などの排水つまりの主な原因は、食べカスや油脂(油)汚れなどです。これらの汚れで詰まる状況、詰まりそうになっているということは、汚れが長年かけて固まっているので、ビーエヌクリーンの使用が適しています。洗面台やお風呂(ユニットバス含む)の排水溝などの排水詰まりの主な原因は、髪の毛です。石鹸カスや人のアカや油なども少なからず原因となります。主な原因の髪の毛を分解するには、苛性ソーダ系パイプクリーナーの使用が適しています。 ●●●Q&Aの一覧に戻る●●●