●症状① 排水が完全に流れなくなった● について
※下記は個人的な考えですので、参考になるとは限りません。誤った情報も含んでいる可能性がございますので、自己判断でご参考下さい。なので、下記のことを自己判断で実行して、いざこざや問題が発生しても、当方では一切の責任を負いかねます。
<原因・・・可能性★★★>
排水パイプの内側に汚れが多く、汚れなどが大きなかたまりになって、排水の流れ道が細くなっています。その狭くなった排水の通り道に汚れの塊や食べカスなどの大き目のゴミが引っかかり、完全に排水の流れ道がふさがってしまい詰まった状態です。
<対処法・こうなったらどうしたらいいの?>
ワイヤードレンブラシを使って、つまりの原因(よごれの塊・食べかすのゴミ)をくだく!
◆ これはやらないで!
液体系・粉末系・固形系のパイプクリーナー(洗浄剤)などを使用しないで下さい。はっきり言って、この様な症状の場合、薬剤パイプクリーナーは無意味です。排水が詰まって、完全に排水が流れない場合、洗浄剤がつまりの原因のところまで流れていかないので、つまりの原因を溶かすことはできません。
また、洗浄剤を投入しても結局改善せず、その後に業者に頼んだときに、ワイヤーブラシを排水パイプに差し込んでガシャガシャするので、薬液が飛び散ったりして危険な場合があります。なにかと業者が作業しにくい状態になってしまいます。
ワイヤードレンブラシやワイヤーブラシは、一般住居にお住まいの人で持っている人は少ないので、業者に頼むのが一般的です。ホームセンターなどで一般(素人)向けのワイヤーブラシが売っているので、購入して使ってみるのも手です。
ですが、私個人としては、業者に頼むのをオススメします。もちろん、自分でやって頂いて全然構いません。
ワイヤーブラシでの清掃を自分でやらずに業者に頼むのをオススメする理由は、こちらをご参考下さい。
★★★ワイヤーブラシを使ってみようと考え中の人へ★★★
● 業者について・業者の選び方
業者についてですが、水周り関係の設備屋さん・水道屋さんにお願いするのが一般的かと思われます。
できたら2社(2件)以上の業者に電話で問い合わせることをオススメします。
はじめに電話したところで、事情を話したら「2万円くらいかかりますよ。」と言われ、2ヵ所目に電話して聞いてみたら「8000円くらいで大丈夫ですよ。」って言われる可能性があるのです。
ですが・・・
排水が詰まってしまい、困ってあせっている状況で業者に電話をすると、その業者に頼んでしまうのです。
業者は消費者が選んでいいんですよ!本当に
いろいろな業者に電話で聞いてみて、一番良さそうなところに頼んだほうが良いと思います。
分かっちゃいるけど・・・
業者に電話をして状況を説明しているうちに、自分が起こしたトラブルの相談を業者さんに色々聞いてもらえたから断るのが申し訳ないという負い目を感じてしまう日本人が多いのです。
また、業者さんはセールストークが上手なので断りにくくなってしまいます。
「どこに頼んでもだいたい○○○○円くらいかかりますよ!」
「どこの業者も同じような金額ですよ」
「30分くらいですぐに、排水つまりを直せますよ」
「今、(依頼者の)近所に社員がいますのですぐ行けますよ」
「無料で下見・見積もりいたしますよ」
などなど きりがありません。
このようなことを言われたら断りづらいですし、納得して頼んじゃいますね。
「どこに頼んでもだいたい○○○○円くらいかかりますよ!」
「どこの業者も同じような金額ですよ」
といったようなことを言うところは、一般的な業者の費用より割高なところかも知れません。
<※誤解しないで下さい!>
思っていたより高額な請求だからといって、ぼったくっているわけではありません。ちゃんと代金は支払いましょう。
作業して、終わってみないと、いくらお金がかかるか分からないのは事実です。
作業をやってみたら予定より手間がかかってしまったり、作業が大変な現場だったりするので、作業が終わったら初めに聞いた金額より割高になることがありますので、しょうがないないのです。
※作業前に業者に言われた金額より、作業終了後の請求額が高くなっても相応の手間・時間がかかっているのが一般的なので、文句を言わず請求額をお支払い下さい。
● 業者への電話での話し方・質問の仕方など
「排水パイプに食べカスが詰まってしまったようなので、ワイヤーで流れるようにして頂きたいのですが・・・」のような感じでいいのではないでしょうか。
ついでに「おいくらくらいお金は用意しておけばいいですか?」「どれくらい時間かかりますか?」なども、聞いておきます。
たいていの業者は、「だいたい□□□□円くらいあれば大丈夫ですよ」って言うと思います。
この金額を業者何件かで比較するのです。
また、
「見てみないと分かりませんね、数千円で済むかもしれませんし数万円かかるかもしれませんので。」って言う業者もいるかもしれません。この様に答えた業者は、私ならとっとと電話終了にしちゃいますね。しかし、近所にそこしか業者が無いのであれば、そこにお願いするしかありません、
見てみないと分からないというのは、正直で正しいのです。本当に、実際の状況や現場の環境によって、作業にどれくらい手間や費用がかかるか分からないのです。
では、なぜ「いくらかかるか分からない」という返答に私の場合断るのか(理由)
いくらかかるか分からない業者に頼むと、いくらかかるか分からないという不安が精神的に非常に大きな負担となるのです。いくらかかるか分からない業者に頼んだ場合に、一般的な相場よりちょっとだけ割高な請求金額を知らされでもショックは非常に大きくなります。
それならば、高めの金額でもあらかじめ知らされていていれば、「あーこれくらいで済んだのか」と、それなりに納得できます。つまり、あらかじめおおよその金額を知っていることで、作業後の請求金額に対して余計な不満・憤怒などのストレスが大きくならないので、大きなショックを受けなくてよくなるのです。
● 業者に作業を依頼する前に、電話で聞いておいたほうが良いこと
①いくらお金を用意しておけばいいか
②何時ごろに来てもらえるか
③どれくらい作業に時間がかかるか
①について
つまりの症状などを話してから、「おいくら用意しておけばいいでしょうか?」と業者に聞きましょう。
なぜ、「いくら位かかりますか?」と聞かず、「いくら用意しておけばいいですか?」と聞くか
たとえば、「いくら位かかりますか?」と聞いて、業者が「1万円くらいですね。」って言ったとします。その後、家に来てもらい作業を頼んで、作業が終わって請求が2万円だったとしても文句は言えないのです。「電話で聞いてたより状況が悪く、作業に手間がかかった。」「排水配管が変な造りで作業が長びいた」などといくらでも言い訳できるのです。
「いくら用意しておけばいいですか?」と聞くと、業者は電話の内容から推測される料金もしくは、その料金より大目の金額を言うはずです。なぜなら、業者が実際の作業で予想していたより時間や手間が多くかかってしまった場合などを想定して、そのときに支払ってもらう金額をお客(依頼者)に知らせておく必要があります。
「いくら用意しておけばいいですか?」と言うときに、「手持ちが無いので、銀行に引き出しに行きますので」などと言っておきます。
そうすることで、作業にかかる費用の上限を知らせてもらえるのです。
また、こちら(依頼者)は、支払う上限が分かっているので、安心できます。準備しておいてもらう金額を業者側が決めて知らせるので、その金額を越して請求しにくくなります。つまり、作業終わってからの、大幅な金額の増加をさせないように業者にプレッシャーを与えることができるかもしれません。
<注意>
作業が大変な現場などの場合、想定していたより作業に時間がかかってしまったりして、業者が知らせた用意しておく金額より高い金額になることもございますので、その場合は請求額をちゃんとお支払い下さい。
金額・必要な情報などがある程度分かったら、一度電話を切りましょう!
即決めず、ほかの業者にも聞いてみるのも大切です。費用をどうしても節約したいのであれば。
前もって、「手持ちが無いので銀行で引き出してきます」的なことを言ってあるので、
「銀行にお金があるか確認してきますので、お金が準備できたら改めてこちらからお電話いたします。」などと言って、電話を切る口実にします。
しかし、業者の対応の良さ、知らされた金額などで、納得できたようであれば、即決めてお願いしてしまうのもいいですね。再度電話する手間が省けますし、ほかの業者に電話する手間も省けますし、すぐに対応してくれるでしょうし。
<気をつけましょう>
業者へ何箇所も長電話していると、電話代がすごいことになってしまいます。また、数箇所の業者に何度も説明や会話をすることで、やたらと多くの時間を費やしてしまいます。何件も電話した結果、2000円節約できて、時間を何時間も費やしてしまっては、節約額の金銭的負担より苦労・疲労などの精神的・肉体的負担のほうが大きくなってしまうのであれば、時間と手間が無駄になってしまいます。
● 業者に頼んだ場合の費用について
作業費、移動費、材料費、道具の消耗費、その他などがあります。
作業費は排水つまりを直す作業にかかった費用です。基本的に時間計算が一般的だと思われます。