2006年08月20日
<ヌメリと詰まりの関係>
ヌメリは汚れを栄養として一部のバイ菌が繁殖したものです。排水口には油脂、食べ物や人のアカなどの有機物が流れていきます。これらはバイ菌が好むエサです。そこに温度と湿気があることによりバイ菌が繁殖しやすい状態になります。パイプの内側は徐々に汚れが蓄積し、時間が経つことで硬化し、表面がデコボコになります。そのデコボコにはバイ菌の好む有機物が蓄積しやすく、ヌメリが発生しやすくなり、さらにパイプ内側のデコボコの壁を厚くし詰まりやすい状態になっていきます。
<基本的な対策>
簡単な対策手段(ローコスト・ローリターン)
●応急処置
一般のパイプクリーナー(水酸化ナトリウム系等)を使用することで、一時的に流れるようにします。かろうじて詰まらない状態のキープ。いつ再発するか分からない排水状態。
●詰まりのもと(ゴミ等)を流れていかないようにする
排水口(排水管)にできるだけ、食べカスや油脂分を流さないようにすることで、詰まりの進行を緩やかにすることができます。
簡単な対策手段(ローコスト・ハイリターン)
●配管内部環境改善
ビーエヌクリーンを使用することにより、コストをかけず、詰まりやすい排水環境を詰まりにくい状態へと改善をします。BN菌の作用により、固まった油脂を分解します。
難しい対策手段(ハイコスト・ハイリターン)
●排水配管の改装工事
よく詰まる部分の配管を新しいものや太いものに代えることで詰まりにくい環境に戻すことができます。しかし、総改装ついでにやらない限り非常に費用がかかってしまいます。