業務用バイオパイプクリーナー
ビーエヌクリーン とは？
ビーエヌクリーンは、BN菌という微生物が作用するパイプクリーナーです。
長年かけて排水パイプにたまった油よごれの分解にすぐれています。
ビーエヌクリーンは(株)明治フードマテリア（明治のグループ会社）でつくられています。
ビーエヌクリーンのBN菌は明治製菓(株)薬品総合研究所で開発されました。
ビーエヌクリーンは、非常に安全なパイプクリーナーです |
ビーエヌクリーンのBN菌は、納豆菌の一種です。手についても特に問題ありません。
※ビーエヌクリーンに化学薬品は使われていません。
※ドラッグストア・ホームセンターなどで売られている一般的なパイプクリーナーは、次亜塩素ナトリウム・水酸化ナトリウムなど化学薬品の化学反応によって汚れを分解しています。
※大豆アレルギーの方はご注意下さい。BN菌をつくるときに大豆粉を使っているので、ビーエヌクリーンに大豆粉が微量ですが入っています。
ビーエヌクリーンは、年月がたって固くなった油よごれを、分解できます |
肌につくと危険な化学薬品のパイプクリーナーを使っても、固く変質した油よごれは分解できません。
業務用の強力な苛性ソーダ系パイプクリーナーを使っても分解できません。
しかし、ビーエヌクリーンのBN菌は、年月がたって固くなった油汚れを分解できます。
ビーエヌクリーンは、使い方が簡単 |
ビーエヌクリーンは、業務用パイプクリーナーですが、一般の方でも安全・簡単に使えます。
基本的な使い方は、ビーエヌクリーンを、ぬるま湯や水に溶かして、流し台の排水口に流すだけです。
ビーエヌクリーンは化学薬品を使用していないので、ビーエヌクリーンの粉が手についても問題ありません。
ビーエヌクリーンは即効性がありませんビーエヌクリーンの欠点というより、固くなった油汚れの性質上、仕方がないのです。 ※年月がたって固く変質した汚れを短時間で分解できるパイプクリーナーはありません。 ※また、化学薬品を使った、一般的な液体パイプクリーナーを使っても、固く変質した油汚れは分解できません。 BN菌は繁殖と死滅をしながら、固まった油汚れを徐々に分解していきます。固まった油汚れを分解していきますが、少しずつしか分解できないので、排水環境を改善するまで時間がかかります。 少なくとも数週間は定期使用していただく必要があります。 ※効果を実感できなくても、定期使用した分の油汚れは除去されています。 ビーエヌクリーンを使いはじめて2，3日で流れが良くなることはまずありません。 1ヶ月～3ヶ月ほど定期的に使い続けることで、不調が起こりにくい排水環境へと徐々に改善されていきます。 即日で流れを改善したい場合、業者にワイヤー清掃を依頼することをおすすめします。 |
ビーエヌクリーンの効果
【効果事例】 スーパーマーケットの厨房の排水管 |
こちらの写真は、明治フードマテリア（明治製菓のグループ会社）にて試験されたものです。
BN菌を定期的に使うことで、固まった油汚れの大部分が分解されていることが分かります。
一方、何もせず、そのまま使用し続けた排水のほうは、より一層汚れが蓄積して、排水の通り道が細くなっています。
【効果事例】 グリーストラップ |
・ グリーストラップに、ビーエヌクリーンを直接投入する
・ 厨房の排水溝や側溝に、ビーエヌクリーンを使用する
これらの使い方をすることで、グリーストラップにＢＮ菌が作用して、油脂汚れが分解されます。
グリーストラップの油脂を除去する業者費用が軽減されることがあります。
ビーエヌクリーンのＢＮ菌について
ＢＮ菌は明治製菓㈱薬品総合研究所で研究・開発された微生物です。
ＢＮ菌は枯渇菌（納豆菌の仲間）に分類されます。排水中の油脂分解に優れた効果を発揮します。また、特に油脂を乳化する力が強いので、長年たって固まった油脂をやわらかくして、はぎ落とします。
※年月がたって固く変質した油脂を苛性ソーダ等（一般的なパイプクリーナー）で分解するのは難しいです。
配管内の油脂を強力に分解するので、一度に過量に使用すると、分解し剥がれ落ちた油脂で配管が詰まってしまう場合があります。
■ ＢＮ菌の特徴
ＢＮ菌は菌体外に油脂分解酵素リパーゼを分泌して油脂を分解・減少します。
また、バイオサーファクタント（微生物由来の界面活性剤）を分泌し、油脂を乳化します。悪臭を放つ微生物の発育を抑制します。
■ ＢＮ菌の活性化
この栄養細胞が排水中の油脂・悪臭のもととなる物質へ働きかけます。
この微生物は一般に枯草菌として分類され、優れた油脂分解力を有する新種として、Bacillus subtilis ＢＮ1001 と命名し、特許（特許番号 第2553727 ：有用微生物及びその利用方法）取得と同時に産業技術総合研究所に寄託(FERM P-11132)しています。
■ ヒトおよび環境への安全性
ビーエヌクリーンは以下の項目についていずれも問題なく安全であることが確認されています。
・急性毒性試験 ・病原性試験 ・急性皮膚および急性眼刺激性試験 ・ヒメダカによる急性毒性試験 ・ミジンコによる急性遊泳阻害試験 ・生分解性試験 ｅｔｃ.