ビーエヌクリーンのBN菌について

BN菌は明治製菓㈱薬品総合研究所で研究・開発された微生物です。

BN菌は枯渇菌(納豆菌の仲間)に分類されます。排水中の油脂分解に優れた効果を発揮します。また、特に油脂を乳化する力が強いので、長年たって固まった油脂をやわらかくして、はぎ落とします。
※長い年月で硬化した油脂を苛性ソーダ等(一般的なパイプクリーナー)で分解するのは難しいです。

配管内の油脂を強力に分解するので、一度に過量に使用すると、分解し剥がれ落ちた油脂で配管が詰まってしまう場合があります。

■ BN菌の特徴
BN菌は菌体外に油脂分解酵素リパーゼを分泌して油脂を分解・減少します。
また、バイオサーファクタント(微生物由来の界面活性剤)を分泌し、油脂を乳化します。悪臭を放つ微生物の発育を抑制します。
ビーエヌクリーンのBN菌の作用イメージ

■ BN菌の活性化
この栄養細胞が排水中の油脂・悪臭のもととなる物質へ働きかけます。

この微生物は一般に枯草菌として分類され、優れた油脂分解力を有する新種として、Bacillus subtilis BN1001 と命名し、特許(特許番号 第2553727 :有用微生物及びその利用方法)取得と同時に産業技術総合研究所に寄託(FERM P-11132)しています。

■ ヒトおよび環境への安全性
ビーエヌクリーンは以下の項目についていずれも問題なく安全であることが確認されています。

・急性毒性試験 ・病原性試験 ・急性皮膚および急性眼刺激性試験 ・ヒメダカによる急性毒性試験 ・ミジンコによる急性遊泳阻害試験 ・生分解性試験 etc.