家庭向け液体パイプクリーナーの効果的な使い方を提案いたします。


パイプユニッシュやパイプマンなど家庭向け液体パイプクリーナーの効果的な使い方です。排水口へボトル1本全部そそぎます。
※自己責任でおこなってください

パイプユニッシュやパイプマンなど液体パイプクリーナーを使ったけど効果が無かった方は1度お試し下さい

下記は、ユニットバスを例にして説明をしていますが、台所の流し台、洗面台の場合も対処は同じです。

この対処法は、配管業者(私)の個人的な提案です。お役立て頂ければ幸いです。

一見、危険そうな方法に見えますが、個人的には問題ないと考えます。排水口にボトル1本を全部注いでも、排水口からあふれ出てこなければ特に問題ないと思います。

※注意※
少しでも排水が流れていく排水状況で行って下さい。完全に詰まってしまっている排水口には絶対に行わないで下さい。


自己責任で行っていただける、髪の毛による不調に効果的な家庭向け液体パイプクリーナーの使い方

自己責任で行っていただける、髪の毛による不調に効果的な家庭向け液体パイプクリーナーの使い方

自己責任で行っていただける、髪の毛による不調に効果的な家庭向け液体パイプクリーナーの使い方


<手 順>

① まず、40~50℃程度のお湯をバケツ1杯くらい、排水口に流して下さい。(※60℃以上や沸騰した熱湯はダメです)
薬液を投入する前に排水パイプ内の汚れを温めておくことで、薬剤の化学反応が良くなり、汚れをよく分解します。

できれば、薬液のボトルをお湯につけておき、薬液自体も温めておくと理想的です。

液体パイプクリーナーの薬液を温めておくと汚れとの化学反応が良くなります


② それから、ボトルに記載の分量より多くの薬液(ボトル1本)を流し込みます。
薬液を多く注いだので、排水トラップの奥へあふれて排水パイプを流れていき、汚れや髪の毛のかたまりのところまで届く可能性が高くなります。


③ そそいだら、1時間程度 放置しておきます。


④ 放置したら、なべ1杯程度の水を流して作業終了です。
お風呂を使ったときに流れが良くなったかどうかを確認してください。

※流れが改善されていない場合、水をいっきに流すと排水口からあふれるので、注意して水を注いで下さい。

ユニットバスの排水の流れがスムーズに改善されたのであれば、作業完了。不調が再発するまで何もしなくて大丈夫です。

数ヵ月から数年後に、また流れが悪くなったら同じように対処してください。

※半年に1回や年に1回、不調を感じなくてもパイプクリーナーを使った方がいい

付着して年月が経っていない柔らかい汚れは液体パイプクリーナーである程度除去できます。
しかし、付着して年月がたつと固く変質して液体パイプクリーナーでは分解できなくなります。

不調を感じなくとも、半年に1回など液体パイプクリーナーを使うことで、蓄積した柔らかい汚れを除去して、固く変質した汚れを多く蓄積させない予防になります。

数日から数週間程度で不調が再発したのであれば、家庭向けパイプクリーナーでは改善できない原因と判断できます。

上記の手順を行っても、数日から数週間で不調が再発する場合、家庭向けの液体パイプクリーナーでは、蓄積している汚れを除去できない。と判断します。

流れ道が少しだけ広くなっただけで、流れがスムーズになることが多いです。しかし、数日から数週間で不調が再発する場合は、排水パイプ内の汚れの大部分は、年月が経って固く変質している可能性が高いです。

固く変質した汚れは、液体パイプクリーナーでは分解できません。強力な業務用パイプクリーナーのパイパスを使っても分解できません。

液体パイプクリーナーやパイパスを何度も使っても、年月が経っていない柔らかい汚れの部分しか除去できないので、排水の流れ道を少しだけ広げる応急処置をしただけです。
大部分の固く変質した汚れを除去しないかぎり、いつ詰まってもおかしくない危険な状態のままです。

固く変質した汚れは、ビーエヌクリーンを使って少しずつ除去できます。数週間から1、2ヶ月かけて、詰まる心配のない排水環境へ改善できます。