ユニットバスの排水の流れが悪い不調は、髪の毛の蓄積によるものと、長年の汚れの蓄積によるものが主な原因です。
浴槽(お風呂)のお湯をは、洗い場の排水と合流して、排水パイプへと流れていきます。排水パイプは浄化槽、合流マスや下水本管へとつながっています。
最初に、髪の毛によって流れが悪くなる仕組みについて。
※このイラストの配管は、説明用の構造例です。イラストのように排水が下へ落ちるような配管構造ではない場合がございます。配管の仕方は建物によって異なります。
このイラストは、ユニットバスの配管を横から見た断面を表しています。
イラストの点線赤丸の部分に髪の毛が蓄積しやすいです。このイラストのような配管構造を持たない場合は、髪の毛が蓄積しにくいかもしれません。
洗い場でお湯や水を使うと、排水口へ流れていきます。
しかし、排水パイプの途中に髪の毛が蓄積して流れを妨げているので、排水されてほしい水量をスムーズに流すことができないのです。
よって、排水の流れが遅い、排水が流れずにたまって徐々に流れていくという不調が起こるのです。
このような不調が発生したら、多くの方が家庭向け液体パイプクリーナーをご使用になると思います。