◆つまり図<髪の毛編> - ビーエヌクリーン専門店ユーニード

■排水管の種類

排水パイプの種類は主に、樹脂タイプ（塩化ビニール製）と鋳鉄管があります。塩化ビニールのものが主流です。

一般住宅では、樹脂タイプがほとんどです。排水パイプは、パイプの切断部分にバリ（ささくれのようなもの）が少なからずあります。

また、パイプを組むときに接着剤を使用しているので、接着剤がパイプの内側にはみ出て固まります。場合によってはトゲ状に固まって、髪の毛などが引っかかりやすいバリとなります。

パイプ切断先端のバリは、バリ除去の道具を使って除去します。しかし、多くの場合きれいに除去できません。髪の毛などが引っかかる程度の小さいバリが残ってしまうことが多いです。

樹脂管は樹脂用ノコギリで手で切ることもあり、この断面は非常にザラザラしているので、髪の毛や汚れが引っかかりやすい箇所になります。

排水のパイプの切断した先端にバリ（ささくれのようなもの）ができることがあります。

また、接着剤によるバリもできることがあります。配管の施工上、たびたび？結構できてしまうものです。

●バリやヌメリに髪の毛が引っかかった様子

バリなどに髪の毛等が引っかかり、そこに、食べかす、人のアカや油、石鹸カスなどが引っかかっているような状態です。

バリに髪の毛が引っかかると、その髪の毛に、食べかすなどの汚れがからみつきやくなります。

●付着した汚れから発生したヌメリにも引っかかる

人の油やアカ、石鹸などの汚れが排水として流れていくと、排水パイプの内側に少なからず付着します。その付着した汚れをエサにして雑菌が繁殖します。その繁殖した雑菌のかたまりがヌメリです。ヌメリが発生すると、髪の毛がからまりやすくなります。

●引っかかった髪の毛にさらに蓄積した様子

髪の毛にからまった汚れに雑菌が繁殖し始めます。すると、髪の毛や汚れの塊にヌメリが出てくるので、より一層ゴミや汚れをくっつけやすい状態になります。

また、髪の毛にからまったゴミなどが腐ったり、雑菌が繁殖して悪臭を発生させます。

この髪の毛の蓄積が多くなると、排水の流れが悪くなります。最終的には、詰まって排水が流れなくなってしまうことがあります。