厨房や食堂のニオイ・環境臭の原因と改善法 - ビーエヌクリーン専門店ユーニード

※画像のイラストは、説明用に構造の一例を簡略・分かりやすく強調してあります。
※建物各々によって、排水の構造・仕組み、配管は全く異なります。

■厨房の環境臭についての誤解

排水に問題のない厨房はほぼニオイがしません。（除菌剤・塩素など自動噴霧で消臭しなくても）

営業中・厨房の稼働中は、客席の側から吸気をして、換気扇を動かして排気している場合が多いので、お客さんに厨房のニオイはあまり気にされません。

ホテルや旅館の場合はご注意ください。換気扇を回していないとき、厨房のニオイが館内に充満していることがあります。また、食堂付近の廊下などが臭いことがあります。

従業員は初めは気にしても、すぐに慣れて気にしなくなるのでご注意ください。
また、明らかに分かる悪臭だから、オーナーや責任者が気付いて、なにか対処を当然するだろうと従業員は思うので、気付いても報告をしないこともありますのでご注意ください。

●主な原因
　　・掃除が不十分
　　・掃除がしにくい厨房設備の配置
　　・換気扇の不調。吸気、排気の流れがおかしい。
　　・ 流し台と排水パイプへのジョイントが正しくない。壊れている。排水ホースに問題有り。
　　・ 多量に排水を流したときに、排水ホースのあたりから排水があふれ出ている。
　　・流し台のワントラップが破損している。
　　・ 側溝の排水パイプの汚れ
　　・配管の途中で排水がもれていている
など。他にもあります。

上記原因は、少しずつでも床に排水がたれている場合も含まれています。

排水ホース部分に問題があると、そこから排水があふれたり、にじみ出したりします。床にたれた排水の水は乾きますが、油よごれと食材などの有機物が残ります。それらが腐ったり、そこに雑菌が繁殖して悪臭の原因となります。くわしくは、下のほうをご参考ください。

ニオイの改善はコストパフォーマンスの問題なので、基本的には
厨房によっては、除菌剤や塩素などの自動噴霧で、厨房の空気の臭いを消す。
換気扇で厨房のニオイを排気し続ける。などで改善されれば問題無いと思います。

しかし、流し台から排水が床へもれている場合は、修理や改善をしないと雑菌が繁殖し不衛生なのでご注意ください。

厨房の掃除を十分に行っているが、厨房が何となく臭い場合、排水パイプにたまった汚れが原因かもしれません

側溝の排水パイプにはトラップが設置されていない場合が多いので、排水パイプ内の油汚れから悪臭が出てくることがあります。

排水パイプにたまった油よごれや雑菌などの悪臭が側溝から出てきて、厨房の環境臭になっていることがあります。

床や厨房機器をしっかりと清掃しているのに、なんとなく厨房が臭う
という場合、排水パイプの汚れを疑ってください。

厨房全体に漂う原因不明の不快臭の発生源になっている場合があります。油汚れに引っかかった食べかすや野菜くずなどが腐敗したり、油汚れや食べかすに雑菌（悪臭菌）が繁殖して悪臭を発生させます。トラップのない側溝につながっている排水パイプから厨房へ漂って出てくるのです。

厨房や厨房付近の廊下、食堂一帯がなんとなく臭うホテルに相談を受けたときに、現場を確認し、最終的に排水配管の汚れが原因ではないかと考えました。
ビーエヌクリーンを定期的に使うよう指示し、数週間後には不快臭は感じなくなりました。

排水パイプ内の汚れが厨房の悪臭の原因と疑わしいときはビーエヌクリーンをお試し下さい。

排水パイプ内の汚れが厨房の悪臭の原因と疑わしいときはビーエヌクリーンをお試し下さい。

排水パイプ内の汚れが原因の場合、その汚れを除去してみるしか方法がありません。
年月をかけてたまった油よごれは固く変質しているので、一般的な業務用苛性ソーダパイプクリーナーを使っても分解できません。

固く変質した油よごれは、ビーエヌクリーンを定期使用して少しずつ分解できます。

たぶんワイヤー清掃はやっても無駄です。コスト的にも不可かと思います。ワイヤー清掃では、除去できない箇所が多々残ります。

※ビーエヌクリーンを使うかどうかの前に、最初に、排水ホースの取り付け部をチェックした方がいいです。
排水があふれている場合、その箇所を改善するだけで、厨房の悪臭が改善するかもしれません。

厨房の流し台の下で、排水があふれて床を汚し、腐敗や雑菌などから悪臭が出ていることがあります

厨房の流し台の下で、排水があふれて床を汚し、腐敗や雑菌などから悪臭が出ていることがあります

排水ホースの下あたりの床が汚れている場合、排水がもれている可能性があります。

排水パイプ内の汚れの蓄積がひどく、流れが悪くなっている場合、流し台の排水が追いつかないときに、排水ホースの隙間から、排水があふれ出ることがあります。流し台の排水が少ないときにはあふれないことが多いです。多量に一気に排水を流したときだけあふれたりします。

排水パイプからワイヤーを突っ込んで流れをよくし、排水が床へあふれないようにします。
もしくは、あふれないように適したテープなどで補修をします。（自分でちゃんとやるには知恵と技術がいります。）

あふれていた所の床をきれいにして、厨房の悪臭が改善されれば終了です。

それでも悪臭が改善されない場合は、ビーエヌクリーンをお試し下さい。
できれば、排水ホースの辺りから、排水があふれることの無いように直してからビーエヌクリーンをお試し下さい。

たまに排水があふれる状態のまま、ビーエヌクリーンを使う場合、
ビーエヌクリーンの定期使用をして、排水の通り道が広がればあふれることはなくなると思います。しかし、ある程度まで排水の通り道が広くなるまでは、いつつまってもおかしくない危険な排水環境なので、それを承知の上で定期使用して頂くことになります。

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下の文章は、「設備屋ごときが何言ってんだ」と思われる余計なお世話な内容ですが、ハッキリ言わせていただきます。
不快に思われる内容かもしれませんので、読まないでください。

お店のため、お客様に不快臭で嫌な思いをさせないようご注意ください。食事をして美味しくても、「なんか臭かった」という嗅覚による印象が強く残ると私は思います。お客様が不快に感じないニオイであれば当然問題はございません。

※注意点

・ 厨房に従事する人は、鼻が慣れてしまって、気づかないことが多いので要注意です！年月をかけて徐々に悪臭がただようので余計に気づきにくいです。

・厨房の環境臭はこういうものだと誤解されている方も多い。油を使っているのだからこんな感じのニオイが普通だと。

・厨房の不快臭に気づいている人が責任者や上の者に発言しにくい環境だったり、「わざわざ言う程度のことではない」という感じで、厨房の不快な環境臭がそのままになっているところがほとんどと思います。

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排水の不調の原因には適した業務用パイプクリーナーを使うことで簡単に改善できます。

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