20年以上前から店長(配管業者)が独自に提案している【効果的な液体パイプクリーナーの使い方】
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※自己責任でおこなってください
一見、危険そうな方法に見えますが、個人的には問題ないと考えます。排水口にボトル1本を全部注いでも、排水口からあふれ出てこなければ特に問題ないと思います。
下記は、ユニットバスを例にして説明をしていますが、台所の流し台、洗面台の場合も対処は同じです。
この対処法は、配管業者(私)の個人的な提案です。お役立て頂ければ幸いです。
※注意※ |
店長(配管業者)がオススメする液体パイプクリーナーの【使い方・手順】 |

多めに薬液を注いだので、不調の原因のところまで、薬液が届いています。
【手順】
① まず、40~50℃程度のお湯をバケツ1杯くらい、排水口に流して下さい。
(※60℃以上や沸騰した熱湯はダメです)
薬液を投入する前に排水パイプ内の汚れを温めておくことで、薬剤の化学反応が良くなり、汚れをよく分解します。
できれば、薬液のボトルをお湯につけておき、薬液自体も温めておくと理想的です。

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② それから、ボトルに記載の分量より多くの薬液(ボトル1本)を流し込みます。
薬液を多く注いだので、排水トラップの奥へあふれて排水パイプを流れていき、汚れや髪の毛のかたまりのところまで届く可能性が高くなります。
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③ そそいだら、1時間程度 放置しておきます。
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④ 放置したら、なべ1杯程度の水を流して作業終了です。
お風呂を使ったときに流れが良くなったかどうかを確認してください。
※流れが改善されていない場合、水をいっきに流すと排水口からあふれるので、注意して水を注いで下さい。
ユニットバスの排水の流れがスムーズに改善されたら作業完了。しばらくは大丈夫です。
数ヵ月から数年後に、また流れが悪くなったら同じように対処してください。
排水に不調を感じなくても、半年に1回や年に1回、液体パイプクリーナーの使用をオススメします付着して年月が経っていない柔らかい汚れは液体パイプクリーナーである程度除去できます。 しかし、付着して年月がたつと固く変質して液体パイプクリーナーでは分解できなくなります。 不調を感じなくとも、半年に1回など液体パイプクリーナーを使うことで、蓄積した柔らかい汚れを除去して、固く変質した汚れを多く蓄積させない予防になります。 |
数日から1~2週間で不調が再発するなら、別の対処が必要です |
上記の手順を行っても、数日から数週間で不調が再発する場合、家庭向けの液体パイプクリーナーでは、蓄積している汚れを除去できない。と判断します。
流れ道が少しだけ広くなっただけで、流れがスムーズになることが多いです。
しかし、数日から数週間で不調が再発する場合は、排水パイプ内の汚れの大部分が固く変質している可能性が高いです。
年月がたって固くなった汚れは、液体パイプクリーナーでは分解できません。 固くなった汚れは、業務用パイプクリーナー パイパスを使っても分解できません。 |
液体パイプクリーナーやパイパスを何度も使っても、やわらかい汚れの部分しか除去できません。
やわらかい汚れを分解して、排水の流れ道を少しだけ広げる応急処置をしただけです。
液体パイプクリーナーを使っても流れに不調がある場合、
いつ詰まってもおかしくない危険な状態のままです。
固くなった汚れの部分を除去して、排水の流れ道を広げる必要があります。 排水配管の構造、流す排水の質・量によって、早いか遅いか、詰まりやすさが異なります。詰まってしまうのは、数日後かもしれませんし、数ヶ月後かもしれません。 |
年月がたって固くなった汚れは、ビーエヌクリーンを使って少しずつ除去できます。
数週間から1、2ヶ月かけて、詰まる心配のない排水環境へ改善できます。
時間はかかりますが、ビーエヌクリーンを使って、固くなった汚れを除去して、排水の流れ道を広げることができます。