液体パイプクリーナーを使って、排水の汚れの程度を判断する方法
- 汚れの程度を把握する手順
- 【その1】まったく変化無し。少しも改善していない感じ
- 汚れの大部分が固く変質している可能性が高い
- 対処の手順
- 【その2】ほんの少し流れが良くなった気がする
- 下記の注意・手順は、【その1】と全く同じ内容です。
- 対処の手順
※下記は、少しでも排水が流れる状況の場合の対処法です。
完全に詰まっている排水には行わないで下さい。
手元に水酸化ナトリウム系の液体パイプクリーナーをお持ちでしたらおためし下さい。
手元に液体パイプクリーナーが無い方は、特にやらなくても構いません。
その場合、【その1 まったく変化なし】の対処法をご参考ください。
※流れがかなり悪い症状の場合、この方法をやらずに、より早く対処したほうがいいと思います。流れがかなり悪い症状の場合も、【その1 まったく変化なし】の対処法をご参考ください。
お持ちの液体パイプクリーナーが、水酸化ナトリウム系の液体パイプクリーナーなのか確認する方法は、こちらをご参考ください。
汚れの程度を把握する手順
まず排水口へ、お持ちの液体パイプクリーナーのボトルに記載の説明どおりに使用します。それから、排水の流れが改善されたかどうかを観察します。
排水の流れ具合の変化によって汚れの程度をなんとなく把握し、より適した対処を検討することができると思います。
(※流れの不調の原因が汚れによるものであることが前提です。)
水酸化ナトリウム系の液体パイプクリーナーを使った後の不調の様子・変化
【その1】まったく変化無し。少しも改善していない感じ
付着している汚れの層がとても厚い状態である。
さらに、付着している汚れの大部分が硬く変質している可能性があります。
2、3回使ってみて、変化が全く感じられないのであれば、液体パイプクリーナーでの改善はあきらめたほうがいい。
しかし、何度も使ってみれば多少改善する可能性はありますので、無駄手間に終わるかもしれませんが、あと数回、試してみるのも一つの方法です。
数回、液体パイプクリーナー使って、少し流れが改善したとしても、詰まりやすい排水環境のままです。
汚れの大部分が固く変質している可能性が高い
家庭向けパイプクリーナーを使ってみて、全く改善が感じられない場合、厚い汚れの大部分が固く変質している可能性があります。
このような排水環境の場合、液体パイプクリーナーを数十回使ったとしても改善は難しいです。
パイパスを使ってから、ビーエヌクリーンの定期使用をはじめる方法をおすすめいたします。
※ビーエヌクリーンを使う対処の説明の前に断っておきます
こういった深刻な症状の場合、業者にワイヤー作業を依頼したほうがいいです。
なぜかというと
ビーエヌクリーンを使って、固くなった油汚れを分解する場合、ビーエヌクリーンの定期使用中に詰まってしまう恐れがあるからです。
ビーエヌクリーンを使って排水環境を改善させるには時間がかかります。油汚れをある程度除去するまでは、排水の流れ道は狭いままなのです。
ビーエヌクリーンを使って、ある程度まで排水の流れ道が広がるまでは、いつ詰まってもおかしくない危険な状態です。このリスクを承知の上で自己責任で行っていただくことになります。
ビーエヌクリーンの定期使用中は、排水パイプへゴミを流さないように、注意をしてください。改善している最中に詰まってしまえば、今までの作業が無駄になってしまいます。
対処の手順
まず、1回パイパスを使用します
そうすることで、汚れの層に最近付着したやわらかめの汚れの部分を分解します。
やわらかめの汚れを分解することで、排水の通り道が少々広くなります。たいていの場合、1回パイパスを使用すれば、少しでも流れが良くなります。1回使ってまだ、流れが悪いようであれば、もう1度使ってください。
パイパスによって、流れをある程度改善することで、日常困らないようにします。また、ビーエヌクリーンの定期使用の初期に詰まってしまう危険性が少し低くなります。
パイパスを2,3回使っても、排水が流れる遅さが全く改善しない場合、ワイヤー作業をするか、ビーエヌクリーンの定期使用をするか、判断をします。
つぎに、ビーエヌクリーンの定期使用をはじめる
ビーエヌクリーンの使い始めの1,2週間は、できれば毎日投入してください。少しでも早く、排水の流れ道を広げ、ビーエヌクリーンの定期使用中に詰まってしまう危険性を少しでも低くするためです。
それから、週2回程度の定期使用を1~3ヶ月程度続けてください。
【その2】ほんの少し流れが良くなった気がする
【その1】まったく変化なし、の排水環境より、ほんの少しはマシな状態です。
しかし、【その2】の場合も、いつ詰まってしまうか分からない危険な状態なので、早々の対応が必要です。
【その1】と同様に、蓄積している汚れがとても多い状態である。
さらに、付着している汚れの大部分が硬く変質している可能性があります。
家庭向けパイプクリーナーを使って、ほんの少しだけ改善したのであれば、もう1度使ってみてください。
2,3度使ってもスムーズに流れるようにならないのであれば、汚れの層が厚すぎて、液体パイプクリーナーでは、スムーズに流れる程度まで排水の通り道を広げられないと判断していいでしょう。
この場合、業者にワイヤー作業を依頼し、早急に流れを改善してもらうのが最善です。
しかし、自分で何とかしたい場合、液体パイプクリーナーより、汚れの分解能力が高い業務用パイプクリーナー【パイパス】をおためしください。
液体パイプクリーナーで分解できず残っている汚れを、パイパスによって分解することで、排水の通り道を広げます。
しかし、パイパスは、やわらかい状態の汚れを分解できますが、年月によって固く変質した汚れの部分は分解できません。
流れが悪いといった不調の場合、症状が表れるまで、徐々に汚れが蓄積していきます
たまった汚れは数年たつと固く変質して、非常に頑固な汚れのかたまりとなってしまいます。
このように固く変質してしまった汚れは、液体パイプクリーナーや業務用パイプクリーナー【パイパス】など(化学反応によって分解するパイプクリーナー)では分解できません。
液体パイプクリーナーを使っても流れが改善せず、パイパスを使って流れが良くなったとしても、固くなった汚れの部分は除去されていません。
流れが良くなっても、短期間で不調が再発するなら、いつ詰まってもおかしくない危険な排水環境のままです。
硬くなった汚れが多い排水環境を改善するため、自分で何とかしたい場合は硬く変質した汚れをビーエヌクリーンで分解する方法をおすすめします。
下記の注意・手順は、【その1】と全く同じ内容です。
※ビーエヌクリーンを使う対処の説明の前に断っておきます
こういった深刻な症状の場合、業者にワイヤー作業を依頼したほうがいいです。
なぜかというと
ビーエヌクリーンを使って、固くなった油汚れを分解する場合、ビーエヌクリーンの定期使用中に詰まってしまう恐れがあるからです。
ビーエヌクリーンを使って排水環境を改善させるには時間がかかります。油汚れをある程度除去するまでは、排水の流れ道は狭いままなのです。
ビーエヌクリーンを使って、ある程度まで排水の流れ道が広がるまでは、いつ詰まってもおかしくない危険な状態です。このリスクを承知の上で自己責任で行っていただくことになります。
ビーエヌクリーンの定期使用中は、排水パイプへゴミを流さないように、注意をしてください。改善している最中に詰まってしまえば、今までの作業が無駄になってしまいます。
対処の手順
まず、1回パイパスを使用します
そうすることで、汚れの層に最近付着したやわらかめの汚れの部分を分解します。
やわらかめの汚れを分解することで、排水の通り道が少々広くなります。たいていの場合、1回パイパスを使用すれば、少しでも流れが良くなります。1回使ってまだ、流れが悪いようであれば、もう1度使ってください。
パイパスによって、流れをある程度改善することで、日常困らないようにします。また、ビーエヌクリーンの定期使用の初期に詰まってしまう危険性が少し低くなります。
パイパスを2,3回使っても、排水が流れる遅さが全く改善しない場合、ワイヤー作業をするか、ビーエヌクリーンの定期使用をするか、判断をします。
つぎに、ビーエヌクリーンの定期使用をはじめる
ビーエヌクリーンの使い始めの1,2週間は、できれば毎日投入してください。少しでも早く、排水の流れ道を広げ、ビーエヌクリーンの定期使用中に詰まってしまう危険性を少しでも低くするためです。
それから、週2回程度の定期使用を1~3ヶ月程度続けてください。